会長挨拶
桜仙会会員の皆様におかれましては、ご健勝にてご活躍、お過ごしの事とお慶び申し上げます。日頃は会の運営にあたり、ご支援、ご協力を賜りまして厚くお礼申し上げます。
私は令和6年7月の総会におきまして、横山国男先輩の後を引き継ぎまして、伝統ある桜仙会会長という大役を仰せつかることになりました。元々浅学菲才の私でありますので、どうなる事やらと思いますが、皆様のご指導、ご鞭撻をよろしくお願いいたします。
明治40年に福井県工業講習所として創立され、現在の福井県立科学技術高等学校へと引き継ぎ、117年の歴史を刻んでおります。同窓生は今や、1万7千人を超え、県内外、また、各界にて活躍をしております。昭和49年に科学技術高校第1回入学式が挙行され、同窓会名を、福井工業学校同窓会から桜仙会に改称し、桜仙会となってからも50年が経過しました。
会長 加藤 信一
現在、同窓生の大半は福井工業高校、科学技術高校の卒業生の皆さんです。科学技術高校の教育信条「よりよい社会をつくる人となろう」は、高校卒業後社会で自分らしく生きるための知識・技術・人間性の育成に力を入れ、福井の産業、工業界を担う人材を育成します。私の同級生でも、大学の教授、高校の講師、専門学校の先生、薬剤師、グラフィックデザイナー、先進7か国首脳会議夕食会調理担当、会社役員等あらゆるところで活躍されていました。現在の生徒の皆さんも、インターハイでの自転車競技、全国高校選抜大会アーク溶接部門で優秀賞、情報エンジニア取得者数で学校部門全国一位など地元新聞を通じて活躍しておられる姿をみて、本当にうれしくなります。5年毎に皆様にお届けしております「桜仙会会報」でも、母校や桜仙会の近況等をご報告させていただいております。
これからも、桜仙会会員の皆様の益々のご健勝、ご発展をお祈りし、挨拶とさせていただきます。